PB1遺伝子
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H7N9ウイルスには、PB1-F2蛋白が存在する。AH1pdm(2009年のパンデミックウイルス)は、欠損していた。PB1-F2は、細菌感染による2次感染の重篤化に関係していると言われている遺伝子である(データ提供は、横浜市衛生研究所の川上先生)。
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PB1遺伝子は、中国で流行していたH9N2ウイルスに近縁であった。宿主に、swineとあるのはブタであり、H9N2ウイルスはブタとニワトリの間で感染を繰り返している可能性がある(NCBIのBlast解析の結果 By Sugita)。
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