第 25 回インフルエンザ研究者交流の会シンポジウム

期日:2011 年 6 月 2 日(木)− 4 日(土)


会場:富山国際会議場
(〒930-0084 富山市大手町1番2号
電話;076-424-5931 )

宿泊:ANAクラウンプラザホテル富山

 


富山国際会議場へのアクセスマップ


会長:田代眞人(国立感染症研究所)

 

 2009年には想定外のブタ由来H1N1ウイルスによるパンデミックが発生しましたが、この実態と教訓についてはまだまだ検討が不十分です。また、昨年からは、日本を含むアジア各地で新たなH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルス感染事例が次々と報告されていますが、この背景やリスク評価に関する情報も限られています。
 このようにインフルエンザに関しては、新たな対応が求められています。
 今回のシンポジウムでは、国立感染症研究所佐多徹太郎部長に、インフルエンザの病理に関する長い経験、研究に基づいたご講演をお願いしました。ヒトにおけるインフルエンザ感染発症機構の原点を勉強し直し、動物モデルを評価・再検討する良い機会になればと思います。
 一方、国境も宿主間の壁も乗り越える人獣共通感染症であるインフルエンザ対策には、動物・獣医サイドと公衆衛生・医学サイドとの相互理解と共同作業が不可欠であることは、インフルエンザの専門家にとっては常識ですが、一般的には未だほとんど理解されていません。動物とヒトとの境界領域に焦点を当てた「One Flu, one health」という基本的概念を、社会、行政などにも浸透させて、より実効性のあるインフルエンザ総合対策を推進しようとの動きが世界的にも出てきています。
 今回は、動物インフルエンザを本来の宿主に留めてパンデミック発生を未然に防止し、また起こった際の被害を最小に留めるために、「One Flu」をテーマとして、動物インフルエンザの監視、リスク評価、パンデミックの出現回避方法、事前検知と事前緊急対応など、動物サイドと公衆衛生サイドの協力によって初めて実施可能な領域に関して、インフルエンザ研究者間での共通認識と方向性を見いだすための意見交換を行って行きたいと考えております。
 今年は、富山県ならびに富山県衛生研究所の全面的な御協力により、富山市での開催となりました。美味しい食べ物と美味しいお酒を満喫しながら、インフルエンザについて皆さんで熱く語りあいましょう。

第25回インフルエンザ研究者交流の会シンポジウム会長 田代眞人

 

演題申込の受付は終了しました。

  • 参加費の申込は、必ず事前振込とし、3月31日までに振込んで下さい。参加費の振込が確認出来ない場合は、宿泊の確保もできません。
  • ANAホテルでの6月3日の宿泊が全館満室となったとの連絡があり、部屋を確保することができなくなっています。残念ながら6月3日の宿 泊の依頼をお受けすることが出来なくなりました。6月2日の宿泊は若干空きがあるとのことですので、下記までお問い合わせ下さい。
    問合せ先:板村(jsci-sympo2011@center.equinst.go.jp
  • キャンセル料の返金は出来ませんので、ご了承下さい。
  • 夜の意見交換会では、本音での大激論大会も復活させたいと思っています。交流の会への参加は、ノーネクタイでフランクに話しあえるような格好で来ていただければ幸です。


☞☞☞
参加申込は、
    ここをクリックしてください。☜☜☜

宿泊、意見交換会を含めた参加費は3月31日までの事前振込の場合 31,000 円です。
(内訳:参加費 20,000円、朝食込の宿泊費 1泊につき 5,000円、意見交換会参加費 1,000円)

※ ANAホテルに自分で申込む場合または他のホテルに宿泊する場合は、1 泊につき5千円引いて計算して下さい。

※ 意見交換会に参加しない場合は、1千円引いて計算して下さい。

※ 一般演題申込は、参加申込の後で結構です。

※ 参加費は、3月31日までに振込みをお願いします。

※ 4月1日以降は、参加費を25,000円とさせていただきます。

振込先:
三菱UFJ銀行 大山(おおやま)支店(店番号:187)
普通口座:0027043
口座名:インフルエンザ研究者交流の会  黒田和道
(インフルエンザケンキユウシヤコウリユウノカイ クロダカズミチ)

  • 振込む際は、名前を最初に書いて下さい。所属が先ですと、名前の部分がカットされ振込んでいただいた方の本人チェックが難しくなります。


※ 連絡先、振込み先等は、ここをクリックして下さい。


  • 発表時間は、質疑応答を含めて15分/1題を予定しています。
  • 自分のPCで発表予定の方は、PCをご持参下さい。
  • またご自身のPCで発表予定の方は、プロジェクターに接続するD-Subピン(ミニ)仕様のアナログ接続用VGAディスプレイケー ブルはこちらで準備しますが、それ以外の接続端子のものを使用される方は、(ミニ)仕様のアナログ接続用ディスプレイケーブルに接続できるアダプターを ご持参ください。
  • 会場で事務局が準備するパソコンは2台で 
    Windows ASPIRE 3810T (acer) プレゼンソフトは PowerPoint2007
    Mac MacBookPro (MC374J/A) プレゼンソフトは PowerPoint2008
    になりますので、プレゼン用ファイルはそれに適合するように作成してください。持ち込みはUSBなどでご持参ください。
 

第25回インフルエンザ研究者交流の会シンポジウム プログラムの概要
プログラムはこちらからダウンロードしてください。

 
6月2日(木) 6月3日(金) 6月4日(土)

会場:富山国際会議場
大手町フォーラム 2F 204号室


意見交換会会場:
ANAクラウンプラザホテル富山 
3F 大宴会場 鳳


Informal Discussion 会場:
ANAクラウンプラザホテル富山
19F ラウンジ「シリウス」
(フロア詳細地図右下です)

09:00 – 11:00
シンポジウム-2
 Disaster & Flu

震災で考えるインフルエンザ対策: 大規模災害‐避難施設‐地域コミュニティ

  • 西村秀一 (仙台医療センター)
  • 清水宣明 (群馬大学大学院医学系研究科予防医学)
  • 中嶋建介 (感染研国際協力室、厚労省結核感染症課)
  • 山内勇人 (大分県・医療法人仁恵会 佐伯保養院)

09:00 – 11:30 
一般講演
11:00 - 12:00
シンポジウム-3 
交流会のあり方について
11:30 -
総会
12:00 - 13:00 受付 12:00 - 13:00 昼食  
13:00 - 13:10
会長挨拶 オリエンテーション

13:00 - 17:10
一般演題


13:10 - 14:20
特別講演
  インフルエンザの病理
富山衛研所長 佐多徹太郎先生
14:30 - 18:00
シンポジウム - 1
One Flu

14:30 - 14:50
田代会長「one flu 概念のoverview」

14:50 - 15:10
喜田宏 先生(北大) 緊急提言「鳥インフルエンザを鳥のみの被害に治める作戦」

15:10 - 15:30
伏見啓二 先生(農水省消費安全局動物衛生課「家きんのHPAIの防疫措置」

15:30 - 15:50
西藤岳彦 先生(動物衛生研究所)「アジアにおけるSIVサーベイランス」

15:50 - 16:10
中嶋建介 先生(感染研国際協力室、厚労省結核感染症)(タイトル未定)

16:10 - 16:30
森 愛 先生 (神戸市環境保健研究所)「地方衛生研究所における動物インフルエンザウイルスサーベーランスについて」

16:30 - 16:45 休憩

16:45 - 17:30
フリーディスカッション
司会:田代会長
18:00 - 20:00
意見交換会
17:20 – 18:50
夕食(各自で、楽しんでください)
20:00 - 00:00
Informal Discussion

19:00 - 21:00
一般演題

21:00 - 00:00
Informal Discussion


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